Amazon FBAへ商品を納品する際は、商品に貼る「FBA商品ラベル」と、輸送箱に貼る「FBA配送ラベル」を印刷する必要があります。
家庭用のインクジェットプリンターでも印刷できますが、納品のたびに普通紙とラベル用紙を入れ替えたり、インク切れや目詰まりに対応したりするのは意外と手間がかかります。
FBAラベルを継続的に印刷するなら、次の条件を満たすプリンターがおすすめです。
- FBA商品ラベルとFBA配送ラベルの両方を印刷できる
- A4サイズのラベル用紙に対応している
- バーコードを鮮明に印刷できる
- 複数枚のラベルを安定して連続印刷できる
- インクやトナーなどのランニングコストを抑えられる
- 使用しているWindowsまたはMacに対応している
特に、商品ラベルと配送ラベルをまとめて印刷したいECセラーには、A4対応の感熱式ラベルプリンターが便利です。
この記事では、FBAラベルの種類、プリンターの選び方、24面・40面・6面用紙の使い分けをわかりやすく解説します。
FBAラベルには「商品ラベル」と「配送ラベル」がある
FBA納品で使用するラベルは、主に「FBA商品ラベル」と「FBA配送ラベル」の2種類です。
名前が似ていますが、貼り付ける対象と役割が異なります。
| ラベルの種類 | 貼り付ける場所 | 主な役割 | Senで使用する用紙 |
|---|---|---|---|
| FBA商品ラベル | 納品する商品ごと | 商品をFNSKUで識別する | 24面または40面 |
| FBA配送ラベル | 納品に使用する輸送箱ごと | 輸送箱の内容や納品情報を識別する | 6面 |
なお、FBA配送ラベルと配送会社の送り状は別のものです。納品方法によっては、輸送箱へFBA配送ラベルと配送会社の送り状の両方を貼り付けます。
FBA商品ラベルとは
FBA商品ラベルは、Amazonのフルフィルメントセンターで商品を識別するために、納品する商品へ貼り付けるラベルです。
ラベルには、商品ごとに割り当てられたFNSKU、商品名、コンディションなどが印刷されます。
商品ラベルが必要な商品では、商品に付いているJANコードなど、ほかの読み取り可能なバーコードが露出しないように貼り付ける必要があります。
Amazon公式の「FBAに商品ラベルを使用する」では、商品ラベルは納品プランの作成中や在庫管理画面などから印刷できると案内されています。
FBA配送ラベルとは
FBA配送ラベルは、Amazonへ送る輸送箱ごとに貼り付けるラベルです。Amazon公式の輸送箱ラベル印刷の案内では「FBA輸送箱IDラベル」と案内されています。
どの納品プランの何箱目なのかを識別するための情報が含まれているため、輸送箱ごとに正しいラベルを使用します。
別の輸送箱用にラベルをコピーしたり、以前のラベルを再利用したりしないようにしましょう。
配送会社の送り状とは別のラベル
FBA配送ラベルは、ヤマト運輸や日本郵便などの配送会社が荷物を運ぶために使用する送り状とは異なります。
FBA納品では、次の2種類を輸送箱へ貼り付ける場合があります。
- Amazonが輸送箱を識別するためのFBA配送ラベル
- 配送会社が荷物を届けるための送り状
プリンターを選ぶ際は、FBA配送ラベルだけを印刷したいのか、配送会社の送り状にも対応させたいのかを分けて確認することが大切です。
FBAラベルの印刷にはA4対応の感熱式プリンターがおすすめ
FBA商品ラベルや配送ラベルを継続的に印刷する場合は、A4サイズに対応した感熱式ラベルプリンターがおすすめです。
感熱式プリンターは、プリントヘッドの熱によって専用用紙を発色させます。インクやトナーを使用しないため、インク交換や目詰まりの手間がありません。
また、A4対応タイプなら、セラーセントラルから出力した複数面付けのラベルデータをまとめて印刷できます。
ECセラー向けのインクレスプリンター「Sen」は、FBA商品ラベル用の24面・40面用紙と、FBA配送ラベル用の6面用紙に対応しています。
FBAラベルに対応したインクレスプリンターSenの詳細をご確認ください。
FBAラベル用プリンターを選ぶ6つのポイント
1.商品ラベルと配送ラベルの両方に対応しているか
FBA納品では、商品へ貼る小さなラベルだけでなく、輸送箱へ貼る大きなラベルも必要です。
商品ラベル用と配送ラベル用で別々のプリンターを用意すると、設置場所や設定、消耗品の管理が増えてしまいます。
1台で両方を印刷したい場合は、複数のA4ラベル用紙に対応しているプリンターを選びましょう。
2.A4サイズのラベル用紙に対応しているか
セラーセントラルやプライスターでは、複数のラベルがA4用紙上に配置されたPDFを作成できます。
そのため、A4サイズのラベル用紙へ印刷できるプリンターなら、商品ラベルや配送ラベルをまとめて準備しやすくなります。
最大用紙幅だけでなく、使用したい24面・40面・6面などの専用用紙が用意されているかも確認しましょう。
3.バーコードを鮮明に印刷できるか
FBA商品ラベルには、商品を識別するためのバーコードが含まれています。
印刷が薄い、かすれている、拡大・縮小によって線が崩れていると、フルフィルメントセンターで読み取れない可能性があります。
解像度だけでなく、印字濃度を調整できるか、使用する用紙との相性に問題がないかも確認しましょう。
印刷後は、すべてのラベルが枠内に収まっているかを目視し、必要に応じてバーコードリーダーや読み取りアプリでテストすると安心です。
4.連続印刷に向いているか
一度のFBA納品で商品数が多い場合、数十枚から数百枚のラベルを連続して印刷することがあります。
家庭用プリンターへ厚みや糊のあるラベル用紙を繰り返し通すと、給紙が安定しない場合があります。
定期的にまとまった枚数を印刷する方は、ラベル用紙の連続印刷を想定したプリンターがおすすめです。
5.インク代や消耗品の費用を確認する
プリンターの費用を比較するときは、本体価格だけでなく、導入後のランニングコストも確認しましょう。
インクジェットプリンターではインク、レーザープリンターではトナー、熱転写式プリンターではインクリボンが必要です。
感熱式プリンターは専用の感熱用紙を使用するため、インクやトナーは必要ありません。FBAラベルの印刷枚数が多いほど、消耗品の交換や買い置きにかかる手間を減らしやすくなります。
6.対応OSとサポート体制を確認する
使用しているパソコンがWindowsなのかMacなのかを確認し、対応するドライバーが提供されているプリンターを選びましょう。
業務で毎日使用する場合は、故障時の保証期間や問い合わせ方法も重要です。
プリンターが使えないとFBA納品作業を進められないため、トラブルが発生したときに日本語で相談できる製品を選ぶと安心です。
FBAラベルに使用できるプリンターを比較
FBAラベルは複数の種類のプリンターで印刷できます。それぞれの特徴を比較して、印刷枚数や用途に合うタイプを選びましょう。
| プリンターの種類 | メリット | 注意点 | 向いている方 |
|---|---|---|---|
| インクジェットプリンター | 書類やカラー印刷にも使える | インク代、目詰まり、用紙交換が発生する | FBAラベルの印刷枚数が少ない方 |
| レーザープリンター | モノクロ印刷が速く、文字やバーコードが鮮明 | トナー代がかかり、本体が大きい製品もある | 普通紙とラベルを大量に印刷する方 |
| ロール紙対応ラベルプリンター | 必要な枚数だけ印刷しやすい | A4の面付けデータをそのまま使えない場合がある | 商品ラベルを1枚ずつ印刷したい方 |
| A4対応感熱式プリンター | インク不要で、商品ラベルと配送ラベルを印刷しやすい | 専用感熱用紙が必要で、普通紙やカラー印刷はできない | FBA納品を継続的に行うECセラー |
すでに家庭用プリンターを持っており、FBA納品が月に数回程度であれば、現在のプリンターを使う方法もあります。
一方で、印刷枚数が増えて用紙交換やインク代が負担になってきた場合は、FBAラベル専用として感熱式プリンターを追加すると作業を分けやすくなります。
FBA商品ラベルは24面と40面のどちらがおすすめ?
FBA商品ラベル用のA4用紙には、1枚の用紙に配置されるラベル数が異なるタイプがあります。
Senでは、商品ラベル用として24面と40面の専用A4感熱ラベル用紙を用意しています。
| 用紙 | 特徴 | おすすめの方 |
|---|---|---|
| 24面 | 1片あたりの面積が比較的大きく、貼り付け作業をしやすい | ラベルの見やすさや貼りやすさを重視する方 |
| 40面 | 1枚のA4用紙でより多くの商品ラベルを印刷できる | 一度に多くの商品ラベルを印刷したい方 |
どちらを選ぶ場合も、セラーセントラルやプライスターで選択するラベル形式と、実際にプリンターへセットする用紙を一致させることが重要です。
印刷位置がずれる場合は、そのまま使用せず、用紙設定、拡大・縮小設定、給紙位置などを確認しましょう。
FBA配送ラベルには6面用紙が便利
FBA配送ラベルは、商品ラベルより大きく、輸送箱ごとに貼り付けます。
Senでは、FBA配送ラベル用としてA4サイズの6面感熱ラベル用紙を用意しています。
納品する輸送箱が複数ある場合も、A4用紙へまとめて印刷できます。印刷後は、それぞれの配送ラベルと輸送箱の組み合わせを間違えないように貼り付けましょう。
なお、Senの6面用紙はFBA配送ラベル用です。FBAパートナーキャリアの送り状には対応していません。
FBAラベルを印刷するときの基本的な流れ
1.セラーセントラルで納品プランを作成する
納品する商品と数量を登録し、納品プランを作成します。
2.商品ラベルの用紙形式を選択する
FBA商品ラベルを印刷する際は、使用するラベル用紙に合う形式を選択します。
24面用紙を使う場合は24面、40面用紙を使う場合は40面を選びます。
3.ラベルデータをダウンロードする
セラーセントラルやプライスターから商品ラベルや配送ラベルのPDFをダウンロードします。
4.正しい用紙をセットして印刷する
PDFで選択した形式と同じラベル用紙をプリンターへセットします。
印刷時は、意図しない拡大や縮小が行われていないか確認しましょう。
5.印刷結果を確認する
バーコードや文字が鮮明に印刷され、ラベルの枠内に収まっていることを確認します。
最初から大量印刷せず、まずは1枚をテスト印刷して位置や濃度を確認すると、用紙の無駄を防げます。
6.商品または輸送箱へ貼り付ける
商品ラベルは対象の商品へ、配送ラベルは対応する輸送箱へ貼り付けます。
商品のバーコードを隠す必要がある場合や、複数の輸送箱を使用する場合は、貼り間違いがないように確認しましょう。
FBAラベルの印刷におすすめの「Sen」
インクレスプリンターSenは、FBAの商品ラベルと配送ラベルをA4用紙へ印刷できる、ECセラー向けの感熱式プリンターです。
FBA商品ラベルと配送ラベルを1台で印刷できる
Sen専用用紙には、商品ラベル向けの24面・40面と、FBA配送ラベル向けの6面があります。
納品作業の内容に合わせて用紙を選べるため、商品ラベル用と配送ラベル用に別々のプリンターを用意する必要がありません。
インクやトナーが不要
感熱式のため、インクやトナーを使わずに印刷できます。
FBA納品を始めたいタイミングでインク切れに気付いたり、目詰まりの解消に時間を取られたりすることがありません。
WindowsとMacに対応
WindowsとMacの両方に対応しており、USBケーブルでパソコンと接続して使用します。
初回にドライバーをインストールした後は、パソコンから印刷できます。
継続的なラベル印刷を想定した設計
SenはECセラーの発送・納品業務を想定して設計されており、連続印刷に対応しています。
商品数が多い納品でも、ラベル用紙をセットした状態ですぐに印刷作業を始められます。
日本語サポートと2年間の製品保証
日本語の問い合わせ窓口と、購入から2年間の製品保証が用意されています。
万が一の故障時には代替機を発送する対応も行っているため、修理を待っている間に納品作業が止まるリスクを抑えられます。
FBA納品に使えるA4感熱式プリンターSenの特徴・価格を見る
Senを選ぶ前に確認したい注意点
SenはFBAラベルの印刷に便利ですが、すべての印刷用途に対応するプリンターではありません。
- 普通紙は印刷できない
- カラー印刷はできない
- Sen専用のA4感熱ラベル用紙を使用する
- スマートフォンやBluetoothからの印刷には対応していない
- FBAパートナーキャリア伝票には対応していない
- マケプレ配送伝票には対応していない
普通紙の書類や、Senが対応していない配送会社指定の伝票を印刷する場合は、現在使用しているプリンターとSenを使い分ける必要があります。なお、Senはヤマト運輸の対応サーマル伝票を印刷できますが、FBAパートナーキャリア伝票には対応していません。
FBAの商品ラベルと配送ラベルを頻繁に印刷し、インク代や用紙交換の手間を減らしたい方に適したプリンターです。
FBAラベルとプリンターに関するよくある質問
Q.FBA商品ラベルとFBA配送ラベルは同じものですか?
いいえ、異なります。
FBA商品ラベルは納品する商品ごとに貼り付け、FBA配送ラベルはAmazonへ送る輸送箱ごとに貼り付けます。ラベルの大きさや役割も異なるため、それぞれに合う用紙を使用します。
Q.FBA商品ラベルは24面と40面のどちらがおすすめですか?
ラベルの見やすさや貼り付けやすさを重視する場合は24面、一度に多くのラベルを印刷したい場合は40面が選択肢になります。
印刷する際に選択したラベル形式と、使用する用紙を必ず一致させてください。
Q.家庭用インクジェットプリンターでも印刷できますか?
使用する用紙や印刷設定が対応していれば、印刷可能です。
ただし、印刷枚数が増えると、インク代、インク交換、目詰まり、普通紙との入れ替えなどが負担になることがあります。
Q.感熱式プリンターにインクは必要ですか?
必要ありません。
感熱式プリンターは、熱によって専用用紙を発色させて印刷します。そのため、インクやトナーを交換せずに使用できます。
Q.FBA配送ラベルとパートナーキャリア伝票を同じ用紙に印刷できますか?
使用する納品方法やプリンターによって異なります。
Senの6面用紙はFBA配送ラベルに対応していますが、パートナーキャリア伝票には対応していません。パートナーキャリアを利用する場合は、セラーセントラルに表示される指定内容に従って印刷してください。
Q.商品ラベルのバーコードが読み取れない場合はどうすればよいですか?
印字が薄い、バーコードが枠からずれている、PDFが拡大・縮小されている、用紙の表裏が間違っているなどの可能性があります。
印字濃度、用紙設定、印刷倍率、用紙のセット方向を確認し、1枚ずつテスト印刷してください。
まとめ|FBAラベルには商品・配送の両方を印刷できるプリンターがおすすめ
FBA納品では、商品ごとに貼るFBA商品ラベルと、輸送箱ごとに貼るFBA配送ラベルを使い分けます。
プリンターを選ぶ際は、次の点を確認しましょう。
- 商品ラベルと配送ラベルの両方に対応している
- A4サイズの24面・40面・6面用紙を使用できる
- バーコードを鮮明に印刷できる
- ラベルの連続印刷に向いている
- インクやトナーなどのランニングコストを抑えられる
- 使用中のWindowsまたはMacに対応している
- 故障時の保証やサポートを受けられる
FBAラベルを継続的に印刷するECセラーには、インク不要でA4ラベル用紙に対応した感熱式プリンターが便利です。
商品ラベルと配送ラベルの印刷を1台にまとめたい方は、ECセラー専用インクレスプリンターSenの詳細をご確認ください。


